- 2026.2.23 News
- 一貫教育施設の整備方針を決めました
田尻町では、老朽化している田尻町立小・中学校校舎をこども園と一体化して建て替えることとしました。理由は大きく次の4点です。
①0~15歳の一貫した学びと切れ目のない発達支援が可能・たじり一貫教育の理念を施設面から実現できる
一つ屋根の下で、異年齢交流しながら生活し勉強する環境が出来ます。そして職員室を共同することによって、教師、教諭、保育士などすべてのスタッフがこどもの様子を日々連携・共有しながらこどもを育てられる環境が整います。このことによって、文科省でいう非認知能力を育む、私流に言うと、思いやりや自立精神、自己肯定感の育成につながります。低学年の子は高学年のおにいさん、おねえさんに憧れ、高学年の生徒は小さい幼児と日々触れながら生活するきとで優しさや思いやりの心が成長します。
②防災・安全面の観点 / 避難動線・危機対応を一元化でき、こどもの安全性が高まる 避難所の機能が高まる
現在のこども園の一部は南海トラフ地震の津波浸水区域にあります。小中学校と一体化(=移設)することで、この大きな問題が解決します。3・4階建ての校舎になりますので、上の階への移動だけで安全が確保されます。また、体育館と教室を離して建て替えるなどの工夫を行うことで、大規模災害時にいち早く授業を再開しやすい避難所運営も可能となります。
③運営・リスク回避の観点 / こども園大改修時に必要となる仮設園舎でに保育を回避できる 給食提供の中断や代替対応といった課題を回避できる
田尻町には、こども園が一園しかありません。私立のこども園もありません。他の施設に協力を求めることはできません。期限が近づいている大規模修理を今の環境で行うとなると、町内の別の場所に仮設園舎を建設して保育を続けなければなりません。250名以上の園児に問題のない保育環境を整えるには莫大なコストがかかりますし、給食の運営は衛生上非常に困難なことであることがわかりました。小中学校と一体化して整備することで、これらの問題を回避することができます。
④こども施策推進の観点 / 0~2歳児保育料無償化など、こども施策を効率的に展開できる
小中学校と一体化して建設することで、保育室が2つ増え、0~2歳児保育料無償化による園児数の増や人口増による保育ニーズにも応えることができます。一貫教育施設完成後、現在のこども園舎の半分は、学童保育として有効活用します。今はない学童保育用の運動場が確保できます。残りの半分は、社会ニーズに見合った福祉施設やコミュニティ施設として有効活用します。
そして、もう一つ、参考までにお伝えします。
こども園を合築する工法としない工法とでは、事業費はほぼ同額となりました。合築することで、3階建てが4階建てとなり建築費は増えますが、仮設園舎や給食施設などの建設費用が不要となるためです。
以上のことから、田尻町では、一貫教育施設をこども園と一体化して建設を進めます。今後、保護者の方はもとより町民の皆様に丁寧にご説明してまいります。どうかご理解、ご支援を賜りますようお願いいたします。
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